源保堂鍼灸院の鍼灸治療の特長
4. 源保堂鍼灸院の鍼灸施術に使う治療道具
使用する鍼について
鍼の材質・特長
源保堂鍼灸院で使用する鍼は、全て新しい銀製の鍼です。
銀の鍼は身体になじみやすいため、身体に優しく、治療にも効果が上がります。
最近は経済性や鍼の刺しやすさなどからステンレスの鍼が増えておりますが、当院では古き良き銀の鍼を使用しています。
※ ただし、銀の鍼が体質的に合わない方もおりますので、その場合のためにステンレスの鍼もご用意しております。
鍼はすべて使い捨てです
源保堂鍼灸院では、一人の患者様の一回の治療毎に新しい銀の鍼をおろし、治療後は使い捨てます。
他の患者さんに使用したものを使い回しすることは決してありませんので、衛生面・安全面でも安心して鍼灸治療を受けることが出来ます。
シンプルな治療道具
源保堂鍼灸院の鍼灸治療で使う道具は、主に銀の鍼ですが、その他に補助として、てい鍼、お灸、ツボシールという治療器具を用いていきます。
いずれもとてもシンプルですが、身体の調整に必要なツボへ施術していくことで、様々な病や症状に対応していきます。
電気鍼はしておりません
源保堂鍼灸院では、電気などの通電療法はしていません。
当院の鍼灸治療は、鍼灸治療の原点である古医書に基づく伝統的な鍼灸術ですので、通電する必要がありません。
また、通電は身体への負担が大きいため、予期せぬ副反応が出ることもありますので、通電はしておりま せん。
※ 通電のような強い刺激の鍼灸治療を好まれる方にとっては、当院の鍼灸治療は物足りないと感じると思いますので、そういったご希望の方は、受診をご遠慮願います。

鍼灸治療に使用する鍼(はり)・灸(きゅう)など
八分長柄・一番鍼
源保堂鍼灸院の本治法に使う八分長柄鍼
□ 身体に親和性のある銀製の鍼です。□ 鍼の太さは髪の毛ほどです。
□ 1~4ミリが身体に刺入されます。
上質もぐさ
本治法の補助に使用する上質もぐさ
もぐさの原料はヨモギですが、この上質もぐさは、ヨモギの葉の裏に生えた産毛のみで作られています 。古来からもぐさの産地として知られる伊吹山のものを使用しています。
このもぐさを米粒の半分程度にひねり、点火します。もちろん熱くないよう、痕が残らないよう施灸していきます。
通常は3~6カ所に使用します。
ツボシール
奇経八脉の治療に使用します
金メッキされた合金の粒と、チタン100%の二つのタイプがあります。
身体の状態と症状に合わせて、必要なツボに貼っていきます。
よくある置き鍼とは異なり、体表面に貼るだけですので、安全面、衛生面からも安心して貼っておくことが出来ます。
当院で使用しているものは、商品名が「マグレイン」といいます。
台座灸・温灸
強調したいツボに使用します
ツボシールを貼ったツボで、強調したいツボには台座の付いたお灸をします。
台座付きのお灸の中では最も設定温度が低いものを使っていますので、やけどをしたり、痕になることはありません。
もちろん熱くて我慢できない場合は直ぐに取り除きますので、怖いことはありません。
金てい鍼
より軽い刺激が必要な場合はてい鍼を
金てい鍼は、治療の補助や小児鍼に使うことが多く、その他、鍼がどうしても怖い方、鍼灸の刺激が苦手な方、鍼刺激に敏感に反応しすぎる方などに使用することもあります。外側からやさしく当てるだけですので、痛いことはありません。通常の鍼よりもさらに身体に優しい20金で作られた鍼です。
バネ式てい鍼
治療の仕上げや軽い刺激にバネ式てい鍼
バネ式てい鍼は、上述した金のてい鍼と同じように、ツボに当てるだけのものなので、痛いことはありません。こちらはバネが入っているため、少し跳ねるような振動が加わります。
主にツボシールを貼れない頭皮に使用したり、鍼刺激にかなり敏感な方に使用します。