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Acupuncture Genpoudou

​Since 2004

東洋医学・鍼灸についてのお話し

「医食同源」の東洋医学・鍼灸治療

食事と身体は密接に関係します。

東洋医学・鍼灸治療では、両親からいただいた生命力の基を「先天の気」と呼び、生まれた後に補っていくものを「後天の気」といいます。この「後天の気」とは、呼吸と飲食から成り立っています。飲食とは、つまり我々が毎日口にしている食事の事を指します。食事で食べたものが我々の身体の成分を作り上げていきますので、食事の質、内容といったものがダイレクトに我々の身体や健康に影響を与えることになります。このことを古来より、東洋医学・鍼灸治療では「医食同源」と呼びます。

「薬食同源」とも

今でこそ流通や冷蔵庫などが発達しておりますので、一年中新鮮な食材を手にすることが出来ます。また、山の中の町にあっても海の幸を食べることができますし、遠いところで取れた食材も近くのスーパーで買うことができます。しかし古来はそのようなことができませんでしたので、食材一つ一つが大切でした。また食材それぞれに旬がありますので、一年を通してやっと食べることができるようになったものもたくさんあったに違いありません。
 このようなことから、食材はまさに“薬”でもありました。医食同源という言葉は様々な意味を含んでおりますが、食材が薬のように大切に食べられていたことから、「薬食同源」とも言われたりします。

鍼灸治療と共に食事も大切に

表参道・青山・源保堂鍼灸院では、この東洋医学・鍼灸治療の「医食同源」「薬食同源」の思想から、食事の指導もさせていただきます。そのときの身体の状態に合わせて、摂っていただきたい食材や食事を伝えることがあります。また、逆に摂り過ぎていて身体に良くないものを指摘することもあります。両者とも耳の痛いこともあるかもしれませんが、鍼灸治療をより効果のあるものにするためにも、どうか耳を傾けていただき、日ごろの生活に取り入れていただけたらと思います。

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