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Acupuncture Genpoudou
Since 2004
東洋医学・鍼灸についてのお話し
自律神経の調整
自律神経は身体の自動調整機能
自律神経は、身体のスイッチのオン・オフを行うもので、身体の調整をしてくれています。例えば昼間は活動をするために、オンのスイッチである交感神経が中心になって働き、夜は身体を休めるために、副交感神経が中心になります。
しかし現代社会は、この自律神経が狂いやすい生活環境にあり、時に不定愁訴のような身体の不調や、疲れが残りやすいなどは、この自律神経の乱れからきていることも少なくありません。飲食の不調和(冷たいもののとりすぎ、甘いもののとりすぎなど)、夜更かしの多い生活、過度なストレスなど、自律神経が狂う原因は様々あり、これらの原因によって、うまく自律神経の切り替えが出来なくなっています。
鍼灸治療は、古来よりこのオン・オフのスイッチを陰陽という捉え方をしてきた面があり、自律神経の調整にはとても効果があります。また鍼灸治療は、身体だけではなく、精神的なリラックス作用もありますので、さらに自律神経に有効であると考えられています。最近では、免疫力も交感神経によって調整されているという研究結果もありますので、鍼灸治療によって免疫力が高まるということは、鍼灸治療の自律神経の調整効果からも証明されていると思います。
自律神経失調症の主な症状
以下の症状があり、病院で特に異常がない場合は自律神経失調症の可能性が高いので、鍼灸院を訪れてみるといいかと思います。
身体症状
□ めまい
□ 冷や汗が出る
□ 体の一部が震える
□ 緊張するようなところではないのに脈が速くなる
□ 血圧が激しく上下する
□ 立ち眩みする
□ 耳鳴りがする
□ 吐き気
□ 頭痛
□ 微熱が続く
□ 過呼吸
□ 生理不順
精神的な症状
□ 情緒不安定
□ 不安感やイライラ
□ 抑うつ気分
□ 集中力がない
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